Bona Trust Corporation 博纳信托有限公司について

1. はじめに

昨今、ITインフラの急速な普及にともない、企業を取り巻く外部環境の多くは物理的な制約から解放され、ヒト・モノ・カネ・情報が国境を越え、グローバルに移動する時代を迎えました。

その結果、企業は従来の枠組みを越え、ひと昔前とは比較できないほどの異次元の環境下に身を置くようになりました。

このような外部環境の急激な変化にともない、企業の内部環境が変化せずとも、企業を取り巻く外部環境は日々急速な勢いで変化し続けています。

しかしながら、企業は利益を生み、成長・発展し続けなければならないという本質そのものは、従来と何も変わることはありません。

外部環境が大きく変化する時代に、企業もその変化の流れを適切に捉え、柔軟に対応し、成長・発展し続けることが何よりも重要な課題であると考えられます。

グローバル社会はマクロの視点から見れば、多国籍企業や金融経済は世界地図の上からすでに国境線を消しており、世界経済の格差は均衡点に向かって少しずつ収斂し始めているように見えます。

経済学の概念である「一物一価の法則」として、ある商品の価格が質・量ともに同一であるならば、やがて価格は均衡点に向かって収斂するはずです。

law of one price

ところが、世界全体で見れば、物価指数や人件費等、至る所に価格の歪みが生じ、多くの裁定取引の機会が存在していることに気付きます。

このような時代においては、あらゆる経済の不均衡状態をゼロベースに還元するオフショア金融の役割はますます重要になってきており、私たちはそのような価格不均衡に焦点を当て、金融サービスの積極的な利用を促進していきたいと考えています。

これからは大企業だけでなく、中小企業や個人事業者も積極的に海外を目指す時代です。

しかし、海外進出の最初の一歩は、資金力が豊富な大企業でさえも苦戦を強いられる現実を考えれば、中小企業や個人事業者はなおのこと、リスクが高い取り組みに大規模なコストをかけられないことも事実です。

だからこそ、最初の一歩は低コストで実現できなくてはならず、万が一失敗した場合にも傷口を広げることなく、速やかに撤退できる環境が必要なのです。

私たちはクライアントの皆さまにオフショア金融サービスの機会を提供し、運営コスト・事務処理にかかる手間を大幅に削減していただけるよう努めて参ります。

ぜひ皆様の目標を実現するための手段として、弊社サービスの活用をご検討ください。


2. 弊社紹介

◇ Bona Trust Corporation 博纳信托有限公司(ボナトラストコーポレーション)について

Bona Trust Corporation 博纳信托有限公司(ボナトラストコーポレーション)は、マレーシア連邦直轄領ラブアンに2018年10月17日に設立され、LL15218の法人登録番号、LMT0080の信託許認可番号を有しています。

弊社は、ラブアン信託事業者としての役割と責任を担い、ラブアン法人及びラブアン財団の設立サポート、経営コンサルティング、事業継承サポートなどを行って参ります。

弊社の社名である「Bona」という名称は「bona fide」に由来しており、それは誠実さ(’with good faith’)を意味します。

私たちはいかなる時も誠実にクライアントの皆さまと向き合い、ともに課題の解決に向けて取り組んで行きたいと考えています。

◇ 弊社ロゴマークについて

bona logo

弊社のロゴには3人の人間が描かれており、両端の人物はそれぞれ中央の人物を支えています。また、それぞれの人物は違う色で描かれていますが、同じ方向を向いています。

会社は1人の人間では成り立ちません。それぞれの個性を持つ人物が互いを信頼し、尊重し合い、支え合うことによって成り立っています。また、違う色は個性を意味しています。

弊社のロゴには相互扶助が理念として存在し、ともに協力しながら同じ方向に向かって進むことを象徴しています。


3. 弊社の使命

私たちは、『ヒト・モノ・カネ・情報をつなぎ、ラブアンをASEANビジネスの主要ハブ機能にすること』を目的としています。

labuan port


4. 事業内容

弊社の事業内容は、以下2つのサービスから成り立っています。

◇ ラブアン事業体の設立及び管理サービス業務
◇ 経営コンサルティング、ビジネス継承サポートなど

弊社サービスの本質は、クライアントの皆さまに対してコストの最小化と利益の最大化を実現し、事業ポートフォリオを最適化していただくことにあります。


5. 弊社のビジネスモデル

弊社のビジネスモデルは大きく2つに分かれ、ひとつはスポット型収益モデル、もうひとつはフロー型収益モデルに分類されます。

◇ スポット型収益モデル

ひとつはスポット型収益モデルです。 この収益の属性は一時所得であり、安定性には欠けていますが、比較的大きな収益が期待できます。弊社ではこれまでに多くの事業体の設立支援を行ってきた実績があり、今後の新規クライアントの獲得を通じてさらに大きな収益が期待できると考えます。

◇ フロー型収益モデル

もうひとつはフロー型収益モデルです。この収益の属性は継続所得として安定していますが、大きな収益は期待できません。しかし、優良クライアントとの管理契約によって安定した収益を期待できると考えます。

スポット型収益モデルフロー型収益モデル
安定性不安定安定
利益率大きい小さい

弊社は上記の収益モデルをバランスよく組み合わせることにより、安定した保守的な成長が実現できると考えています。


6. 弊社が対象とする顧客ターゲット

弊社が対象とする顧客ターゲットは主に日本国外に在住する日本人富裕層及び企業様を対象としており、その後、それまでに構築したノウハウと事業基盤をもとに英語圏への進出を図り、最終的にはASEANに暮らす華僑へと顧客層を拡げていく予定でおります。

顧客ターゲット

※ 中国語圏、日本語圏の定義は本国及び領土外に居住するクライアントが含まれます(例:華僑、和僑)。

弊社の社内共通語は英語を使用しますが、近い将来には「英語」、「中国語」そして「日本語」の3か国語によるサポートができる体制を整えていく予定でおります。

line to cube

上記のサービスを導入することにより、「点」から「面」へ、「面」から「立方体」への3次元サービスが完成し、事業基盤はより強固なものになると確信しております。


7. ハブ機能の多様化と新たな雇用創出へ向けて

ラブアン(東マレーシア)では実体経済を強化するため、2018年にブループリント2030構想を発表、2030年の実現に向けて、「教育」「航空」「観光」「ヘルスケア」「メタノール」の産業誘致と振興を進める方針です。

ラブアン経済は伝統的に石油・ガス産業の恩恵を受け、四半世紀にわたり著しい成長を遂げてきましたが、その後2014年から2015年にかけて石油・ガス価格の低迷により壊滅的なダメージを受けることとなります。

Labuan Offshore Ship

さらに2017年2月には、石油・ガス価格の暴落の結果として、住民の10,000人以上(10%)が失業に追い込まれ、これらの産業に従事していた方々はその大多数がラブアン島から離れてしまい、その結果、飲食店やホテルの閉鎖が相次ぐなど、実体経済は慢性的な不況に陥っています。公式データによれば、ラブアンの失業率は2016年に7.8%となり、マレーシア全国平均の2倍以上の水準となっています。

このような現状を考慮し、ブループリント構想は、銀行、保険、金融などの業界に対して低税率のラブアンを、サバ州とサラワク州の経済に統合することを目指しており、島民の10%程度をラブアンオフショア関係で雇用を創出したい方針です。

LABUAN IBFC BLUEPRINT 2030

(画像引用:LABUAN IBFC「LABUAN IBFC TO UNVEIL TRANSFORMATIONAL PLAN」より)

ラブアンブループリント2030によれば、2015~2030年の具体的な数値目標が盛り込まれ、ラブアンの島内人口を現在の約94,600人から約150,000人(年率3.1%増)、就労人口を約39,500人から70,500人(同3.9%増)、島民1人当たりの国内総生産(GDP)を54,112RM(約152万2,303円)から94,127RM(同3.8%増)に増やす計画とのことです。

ラブアンの2015年~2030年までの数値目標
 2015年2020年2025年2030年
島内人口(人)94,600106,000139,000150,000
就労人口(人 ) 39,50045,00063,94070,500
1人あたりGDP(RM)54,11264,62370,75594,127

* 政府公表データを基に作成

私たちがこの島で日々業務を行い、矛盾に感じることは、ラブアンのようなオフショア金融センターでは、オフショア口座という電子空間の中だけで莫大な金額の資金移動が行われている一方、この島に住むローカルの人々が恩恵を享受できる機会はほとんどないという現実です。

その理由として、金融経済にとってラブアンの果たす役割は、ただの帳簿上を行き来する電子データの通過点にしかすぎず、LANケーブル(ホース)の中を通過する電子データ(水)が島に潤いをもたらしてくれるわけではないからです。

ラブアンのようなオフショア金融センターは実体経済と金融経済の交差点であり、しかしそれは皮肉にも決して交わることのない立体交差点となっています。

両極が物理的に最も近づくはずの場所は、決して交差することがないのです…。

この奇妙な現象は全てのオフショア金融センターが抱える構造的な矛盾でもあります。

この島には多くの優秀な人材がいるにもかかわらず、まだまだその経営資源を十分活用できる環境が整備されていないと感じています。私たちはオフショア関連サービスの提供のみにとどまらず、長期的な視点で上記の問題に対する解決策を考え、実現させていく必要があると考えています。


8. ラブアンに対する想いとLtopia構想の実現に向けて

私たちが人生の最後に残せるものは何でしょうか?

それは残された人々への善意と記憶だけです。

愛とはそれ自体が姿や形を持たず、表現していくことがとても難しい概念です。

しかし、私たちは人類はいつもそこに希望を見出し、次の世代へと想いを伝えていかなければならないと考えています。

labuan

私たちのラブアンに対する想いは、この島を理想的な社会に正しく変えていくことにあります。

弊社の前身であるLtopia Inc.の名称はラブアンをユートピアにしたいという強いイデオロギーが根底にあり、Bona Trust Corporation 博纳信托有限公司(ボナトラストコーポレーション)は今日までその意思を引き継いでいます。

私たちの最終的な目的は、オフショアサービスから得た収益の一部を慈善財団の運営を通して、ラブアンに還元していくことにあります。これは私たちの使命であり、同時に義務であると考えています。

ラブアン島での慈善活動
1.   貧困の予防と軽減
2.   職業、教育の発展
3.   怪我や病気、または飢餓の予防と軽減を含む健康の発展
4.   高齢者、障がい者、子どもおよび若者の介護、支援、保護を含む社会および地域社会の発展
5.   文化、芸術、遺産の発展
6.   身体的または精神的な努力を伴うことによって健康を促進するアマチュアスポーツの発展
7.   人権、紛争解決、和解への促進
8.   環境保護と改善の発展
9.   動物福祉の発展
10. 社会福祉のためのレクリエーションやその他の余暇のための施設の発展

私たちは上記の目的を達成するため、ラブアンでの信託事業活動に邁進して参ります。

いつも弊社を支えてくださるクライアントの皆さま、運営スタッフ、並びに関連会社の皆さまには心より感謝申し上げます。

弊社の理念に共感いただき、引き続き弊社サービスをご活用いただければ幸いです。

今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします、ありがとうございます。

敬具
渡邉 雄大


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